スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

6月 14, 2015の投稿を表示しています

BlackWaterDive 2015 Vol.2-2伊豆大島

6/20(土)~24(水)伊豆大島 BWD 結果報告 日没とともに、水中にライトを設置完了。あとは海の中が完全に暗くなるのを待つだけです。伊豆大島秋の浜にて 日が沈み、水中に設置したライトが輝く

BlackWaterDive 2015 Vol.2-1伊豆大島

6/20(土)~24(水)伊豆大島 BWD 結果報告 6/20-24に開催した伊豆大島でのブラックウォーターダイブ。 AOI JAPAN社からRGBlue20台と INON社からLF2700W10台をお借りし、私物のRGBlueやLF2700W、AQUAVOLT 7000など8台のライト併せて総計38台のライトを設置して開催いたしました。 5日間で延べ66名ほどの方にご参加いただき誠にありがとうございました! 総計38台のライトが出揃いました

BlackWaterDive 2015 Vol.1-6沖縄本島6/18

6/18(木)沖縄本島 BWD六日目 結果報告 裏日の6/12を含め、7日間開催したBlackWaterDive Vol.1沖縄本島も昨夜で無事終了いたしました。ご参加いただきました皆様、ならびにご協力頂きました方々にもこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。 参加者にはおなじみの顔ぶれも多かったですが、初参加の方々もいて、たくさんの方々に興味を持っていただけていること、私としてはうれしい限りです。この後も各地で開催してまいりますので、是非ご都合の良い日にご参加ください。 BlackWaterDiveはこんな感じです Black Water Diveでは、まるで宇宙空間を漂うような幻想的な世界が広がります。 クダリボウズギス属稚魚 初登場。腹鰭の裾がエレガントなオレンジ色。背鰭棘条の第1棘に橙色素胞があるタイプ。現れたのは7日間で1個体です。この子もライトの光の届かないギリギリラインに現れました。体長25㎜程 イソギンチャク幼生 大きさ6㎜程です。 ニセネッタイスズメダイ稚魚 水面下1mほどを遊泳していました。体長5㎜ほど。成魚に比べてまだ体高が低いです。 エビ類メガロパ幼生( 種未解明)

BlackWaterDive 2015 Vol.1-5沖縄本島6/17

6/17(水)沖縄本島 BWD五日目 結果報告 PM8:00から3DIVE AM6:30就寝 今日は攻めて行こうと思い、昨夜の場所から少し左で展開。 入ってしばらくしたら、まもなく下げの流れが始まり太刀打ちできない感じに。 途中から、場所を急遽移動し、このところ定着しつつあるリーフのくぼみに移動。ホッ! やはりここの方がゲストも安心して安全に楽しめる。 オリヅルエビのメガロパ幼生 今夜はオリヅルエビのメガロパ幼生が複数個体現れました。 捕食しているのはソフトコーラルの卵のように見える 傘径5mmほどのエフィラクラゲの一種の稚クラゲです。 エフィラクラゲの仲間については、未記載種も多く、 種に関しては、クラゲだけで判断できる段階にありません。 胃腔の中に、捕食したソフトコーラルの物と思われる卵が複数あるようです。 紫のアイシャドウが印象的。ダンゴSPのオチビちゃん よく現れているダンゴSPの稚イカかと想像しています。 カメガイ類はこれが一番多かった 数々の書物を調べてみても、カメガイ類に関しては主に貝殻の特徴について語られているものが大半で、軟体部(体内器官を除く)について詳しく語られているものはほとんどありません。あっても、せいぜい翼足が示されている程度です。 クリイロカメガイやカメガイなどのように、貝殻に明らかな色の特徴があったり、 貝殻の形によほどの特徴が無い限り、 カメガイ類を自然観察下で区別するのは難しいです。 しかし、泳いでいる際に現れる、軟体下部の鰭状足(※勝手に鰭状足(きじょうそく)と名付けています)は、種固有の特徴があるので、この点はフィールドで識別するのに、最も有効な点であると思います。写真は鰭状足が糸状に4本現れるタイプで、青海島でもよくみる種類です。 ウナギ目ウミヘビ科幼魚(ワカウナギ) ウミヘビと一言で言っても、本種は魚類のウミヘビ科の幼魚(体長12cm)になります。 胸鰭は、画像からは無いように見えます。 尾鰭があり、背鰭起部は肛門より前方にあり、肛門のすぐ後ろにしり鰭起部が始まります。 しり鰭基部と背鰭起部はあまり離れておらず、しり鰭基部のせいぜい1-2cm前に背鰭起部が始まります。 歯や側線孔・...

BlackWaterDive 2015 Vol.1-4沖縄本島6/16

6/16(火)沖縄本島 BWD四日目 結果報告 3DIVE 今朝は6:30就寝 大瀬仲間の植松さんたちが昨夜から合流。 前日までのデータを元に、 昨夜は光の加減を少し修正して、例のテンジクダイ系稚魚が現れやすい場所を演出。 光は強ければいいというものではないので、その加減は難しいが、 狙い通り、種ごとにやってくる場所の傾向が現れている。 昨夜もテンジクダイ科稚魚は熱い! 今夜ももう少し攻めるために、また少し修正を試してみようと思う。 前半、ジェリーフィッシュライダーがカムリクラゲの仲間に乗って複数個体登場。 くるくる回転しながら移動するので、 ゲストはなかなか撮りづらかったかもしれないが、 個々に順番に撮る余裕があったので、それぞれじっくり撮れたのではないかと思う。 まずまずいろいろな生き物たちが出てはいるので贅沢かもしれないが、 後はonly once 的なものを狙って行きたい。 昨夜は複数個体登場。ジェリーフィッシュライダー クラゲに乗っているフィロソーマ幼生(ジェリーフィッシュライダー)は、やはり見たい人が多いようです。BWDならではの遭遇できる生き物の一つですね 色素が美しいアオリイカ(クワイカ)の子供 たかがアオリイカと思うかもしれませんが、イカたちは夜のほうがより鮮やかに輝いてくれます。 稚魚の背鰭第2鰭条が伸長する特徴から、ナンヨウクダリボウズギス稚魚と思われる Gymnapogon philippinus (Herre, 1939)  腹鰭を上から見るとこんな感じ 南日本に多いタイプのクシヒラムシ クシクラゲの仲間です。触手は粘着性のものなのでくっつきますが刺されません。 テンジクダイ科の稚魚

BlackWaterDive 2015 Vol.1-3沖縄本島6/15

6/15(月)沖縄本島 BWD三日目 結果報告 Black Water Dive3日目 2Dive 一本目はせつナイトに・・・?2本目は少し間を空けて上げ調子に? 潮と場所、設置するライトの加減が難しい~ 魚卵?かオタマボヤか何かをたらふく食べていたヤワラクラゲ科の一種 夜の海でもヒドロクラゲの仲間はたくさんみかけます。写真のクラゲはそのプロポーションからヤワラクラゲの一種と思われます。傘の十字になっているところはいわゆる口と胃袋ですが、中には丸い粒状のものがたくさん入っていました。見た感じは魚卵かオタマボヤのようにも見えました。 中層を走る、ツノナシテッポウエビのメガロパ幼生、体の模様はすでに同じ ツノナシテッポウエビと言えば、藍藻を編んで巣穴を作るテッポウエビですが、メガロパ時代にはこんなにも中層を泳ぎ回っているとは驚きです。一晩に複数個体見かけます このタイプもそそられる、クダリボウズギス属稚魚 腹鰭が扇子のように伸長する特徴などから、テンジクダイ科クダリボウズギス属の稚魚のようです。沖縄本島のBWDでは、今のところタイプの違う3~4種が確認できており、中でも本種はサイズがやや小さめで、もしかしたらコモンクダリボウズギス稚魚の、若いステージではないかと個人的には思っています。 ゲストの長谷川さんに教えていただいたダルマガレイ属稚魚 オレンジ色の斑紋が現れないタイプです。 ダンゴイカSP墨の煙幕を吐く 本種の吐く墨は、かなりドロッとしていて粘着質があるため、吐くと長~く後を引きます。これも特徴の一つと言っていいかもしれません。

BlackWaterDive 2015 Vol.1-2沖縄本島6/14

6/14(日)沖縄本島 BWD二日目 結果報告 BlackWaterDive2日目は3Diveし、 AM4:00那覇に戻りました。 遅れているので、画像のみの報告となります。 終わった後のライトのチャージ作業が半端ない・・・ カマス科稚魚 スケルトン!!アイゴ科稚魚 ヨウジウオ科浮遊期稚魚。イシヨウジかも? この時期、個体数はかなり多い。いずれも中層にて。体長6cm前後のものがほとんど。 奇抜な腹鰭がそそられる、ナンヨウクダリボウズギス稚魚 今季開催で初確認。他のクダリボウズギス属とは違って、ライト前には現れず、いずれも光の届かないギリギリ端の方に現れる傾向がある。いずれもドロップオフ中層にて クダヒゲエビ科のメガロパ幼生