その事前調査で、昨日から伊豆大島に前のりしています。
昨夜はイエローダイブの古山さん、ビーチラインの望月さん、アクアヴィットの啓子さん、和光マリンの高山さん、チャップの星野さんとともに事前調査してまいりました。
今回設置するRGBlueは02と01 Ver2を中心に全部で22台です。(今回もAOI JAPAN社様にご協力いただいてます。)
昨夜はオオタルマワシは10匹以上、樽入り子持ちのタルマワシモドキなどのほか、ツノウミノミなどの端脚類などがライト周りによく表れていました。
角度によっては笑ってるように見えるオオタルマワシ 昨夜は樽なしの個体がほとんどでした。大きさ約30mm |
* EF8-15mmは浮遊系に便利なレンズです。ワイドで寄って撮れば大きく撮れますし、ピント合わせもマクロみたいに難しくなくて楽です。
ツノウミノミ 大きさ約17mm |
絞りf16,シャッタースピード1/200, ISO100
また、各種エビ類を中心に、甲殻類のゾエアも多くみられました。中でも数年前から記載を目論んでいる、とある科のど派手なゾエア(ゾエアと呼ぶには腹肢も付属肢の外肢も発達していてかなり変わっている)も現れ、新たな生息場所の記録が増えました。現在、親しくしていただいている甲殻類の先生と記載の方向で進めている種類です。
ど派手な、とある科のエビのゾエア(デカポディット) |
ハウジング:Nexus 5DMK2 レンズ:EF50mmマクロ+LSC ストロボ:Z240x2灯
絞りf16,シャッタースピード1/200, ISO100
伊豆大島は相模湾の沖合にあるせいか、現れる魚類稚魚には早期ステージのものが結構混じっています。
昨夜現れた稚魚の中には、まだ仔魚膜の状態(おそらくホウボウ科)のもの、2ダイブ目の終了間際には10㎜前後のおそらくタチモドキと思われる個体などが現れました。
全長3mmくらい。数枚撮って見失いました。鰭の分岐はまだ尾びれの一部しか始まっていません。 |
ハウジング:Nexus 5DMK2 レンズ:EF50mmマクロ+LSC ストロボ:Z240x2灯
絞りf16,シャッタースピード1/200, ISO100
全長10㎜ おそらくタチモドキもしくはその近縁種 Benthosdesmus sp. |
ハウジング:Nexus 5DMK2 レンズ:EF50mmマクロ+LSC ストロボ:Z240x2灯
絞りf16,シャッタースピード1/200, ISO100
今夜から本番開始。楽しみにしていてください!