This is official site of Black Water Dive® produced by photographer Ryo Minemizu. Black Water Dive® is a kind of night diving. We are setting up underwater lights of high-color rendering on the sea bottom of night that while considering tides, times, places. The creature which appears is mainly juveniles and larvae. All is fascinating, and it's not to be seen at daytime or regular night diving. It will be your first experience. This site will introduce the state of the event and the creatures seen and also future of BWD schedules. *"BWD"stands for Black Water Dive®.*Black Water Dive® is a registered trademark of Ryo Minemizu.
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2015年10月9日金曜日

2015 BWD Vol.3 沖縄本島 プレ開催(10/8)

10/9(金)-12(月)に開催する、今年2度目の沖縄本島でのBWD
昨夜(8日)はその事前調査のため2本潜ってまいりました。

那覇に夕方到着し、あわただしくカメラの準備をしたのですが、
ワイド用のカメラにストロボをとりつけたものの、中に電池を入れ忘れて・・・・、
チャージランプのつかないストロボは撮影できないカメラのフロートとして役に立ちました。
ホテルに帰ってきてから一番最初にしたことは、
今夜のためにストロボに電池を入れること。

ですので
昨夜の結果報告はマクロだけになります。(面目ない(^-^;)

私は初見となりました。
イトヒキアジ属の稚魚です。日本産稚魚図鑑で調べると、中でもウマヅラアジの稚魚の方が可能性が高いです。
体長13mmほど(伸長鰭条入れると60mmほど)
周りにいたカイアシ類をかなりパクパク食べていました。
泳ぎは速くないです。
たまに、伸長鰭条を解きほぐすような、くるくるっと回る行動がみられました。

おそらくテンス類の稚魚

ベラ科稚魚、おそらくテンス類と思われます。20mmほど
この手の稚魚は下向きに浮いていることが多いです。
体を茶柱のようにそのままの位置で回転する行動以外、横に泳ぐようすはみられません。

エソ科稚魚

エソ科稚魚。45mmほど
稚魚図鑑で、黒斑の数と形を見ればある程度種の特定はできそうです。
(後で調べてみます)



大瀬でよく見るヒメヒイラギと思ったが・・・
まだ20mmくらいです。
横にかなり泳ぎます。体がギンギンラギンなので、ハレーション起こしやすいです。
ストロボの当て方には注意(真横から)。



クダヒゲガニ類のメガロパ幼生です

沖縄には未記載種も含め、かなり多くのクダヒゲガニ類がいます。
本種はそのいずれかのメガロパ幼生。
動きが不規則なので、腹部を伸ばしている瞬間はなかなか撮るのが難しいです。

スナホリガニ類のゾエア幼生です
ゾエアはクダヒゲガニ類のそれにもよく似ています。
こちらも動きが不規則で、なかなか眼にピントをあわせるのが難しいです


今夜からいよいよ本番BWDです。
沖縄本島の南に前線ができたので、やや北風が強くなっていきそうですが、
海況の様子を見ながら、安全に開催したいと思っています。