生態写真の記録は今回の久米島事前調査が初と思われる。オビスジホタルイカ Abralia (Abralia) steindachneri Weindl, 1912
久米島でのBWD中に見られたイカ類の中では優占種で、個体数は一晩で20-30個体ほど。大きさは外套長50-60mmほど(全長は90-100mmほど)。外套腹面に、同定に役立つ発光器列が4列ある。太平洋での主な分布は東シナ海とされている。
オビスジホタルイカ Abralia (Abralia) steindachneri Weindl, 1912 |
オビスジホタルイカ Abralia (Abralia) steindachneri Weindl, 1912 |
オビスジホタルイカ Abralia (Abralia) steindachneri Weindl, 1912 |
眼球発光器は両端に大型不透明の発光器があり、その間に3 個の小発光器がならび、その間にさらに1~3個の小型の発光器がある
オビスジホタルイカ Abralia (Abralia) steindachneri Weindl, 1912 |
触腕掌部に7-8個の大きな鉤がある
オビスジホタルイカ Abralia (Abralia) steindachneri Weindl, 1912 |
腕に沿って並ぶ発光器には、規則的に大発光器が分け入る