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10月 11, 2015の投稿を表示しています

2015 BlackWaterDive Vol.4-3 久米島 DIVE ESTIVANT

2015 Black Water Dive ® Vol.4 久米島 DIVE ESTIVANT Day3(2015/10/16) BWDはこんな雰囲気の中生き物を探しています パラオのデイドリーム龍馬号のマネージャーStar Abrahamさん DayDream勤続10年の慰安旅行?ということで、久米島BWDにて2日間遊んで・・・いや、現地スタッフ並みの気遣いで手伝ってくれておりました~。スターさんほんとうに有難うございました!!また来年パラオで会いましょう!! そして先ほど、お店を後にして空港へ今夜には東京到着です。 DayDreamの Star Abrahamさん(右) 久米島BWD3日目の昨夜は、底うねりとずっと潮がとまらず流れていたので なかなかやりづらかったですが、新たにミナミゾウリエビのニスト幼生やホタルイカモドキの一種(おそらくナンヨウホタルイカ?)などが出ていました。 Nisto Stage Larvae of Slipper Lobster ミナミゾウリエビのニスト幼生 オトヒメエビのメガロパ幼生 おそらくマサコカメガイ 上げ潮とともに複数のサルパが後半になって多くなってきていました。 アミダコの赤ちゃん、また入ってないかな~なんて期待しながら見てしまいます。 久米島BWDは今夜が最終日です!!

2015 BlackWaterDive Vol.4-2 久米島 DIVE ESTIVANT

2015 BlackWaterDive Vol.4 久米島 DIVE ESTIVANT Day2(2015/10/15) 台風24号の影響を受けて風が強くなってきているので、 昨夜と同じポイントで開催することになりました。 はるばるパラオから、デイドリームのスターさんも遊びに来てくれました。 フラットな環境なので、終盤に向けてどんどんボルテージの上がるスロースタート 深場からの生物は誘いにくいですが、 序盤はハダカイワシがうろちょろと群れ初めて ホタルイカモドキ属の1種が1個体現れたりもしました。 カクレウオ稚魚は中盤から後半にわんさか出ています。 細かい出物は昨日とも少し違っていましたよ~ 風ともに、うねりも入りだんだんBWDを開催する海況的には、 南のボートポイントでも厳しくなってきました。 セダカギンポ稚魚。 約30mm。 背鰭棘条数12 軟条数13 臀鰭棘条数2 軟条数14 頂部皮弁の基底は長く、前鼻孔と眼上に皮弁があることか ら 日本産稚魚図鑑第2版p1182-1183に掲載されて いるセダカギンポと思われます。 主な泳ぎは三通り。 ・細かく尾を動かしながら一直線にダッシュ!(ダイバー が全速力で泳いでやっと併走できるぐらい) ・直径30cmほどを弧を描くように水平に高速連続旋回 。 ・その場で垂直に立ちながらのバレリーナのような回転 そのほかの行動としては ダイバーが装着しているBCD(浮力調整具)の隙間など に入りこみ隠れる クダリボウズギス属稚魚 体形も細くやや小さめ。コモンクダリボウズギス稚魚(若齢)かもしれませんが・・ コチ科稚魚 尾を曲げて浮遊しています。 サザナミウシノシタ属稚魚 泳ぐ姿はまさにヒラムシのようです。 ハナギンチャク幼生 どこに辿り着くのやら・・・・

2015 BlackWaterDive Vol.4-1 久米島 DIVE ESTIVANT

2015 BlackWaterDive ® Vol.4 久米島 DIVE ESTIVANT day1(2015/10/14) 横浜のダイビングショップ リコモさんのご一行さまと 個人でご参加いただいたお客様方々で出航 皆さまBWD参加は始めての方ばかりです。 北風の影響があるので南のポイントに向かいました。 炊き始めはスロースタートで、 ハダカイワシ類やシャコの幼生などがちらほら現れ始め そのうちコモンクダリボウズギスや別タイプの クダリボウズギス属の稚魚が現れ、 フウライチョウチョウウオと思われるトリクチス幼生や イットウダイ科の稚魚複数、 ハリナガズキン属などと、 だんだんとボルテージが上がるなか1本目を終了 シボリダマシ? 最初は中層を浮遊していましたが、下降しながら着底して海底の岩盤の穴の中に入って行きました。 クダリボウズギス属の稚魚 クダリボウズギス属の稚魚腹側から インターバルに皆さんが見た物について雑談しながら 撮った画像などを見せていただきましたが コンデジのTG3などで撮影されて かなり上手に撮られているのには驚きでした~ 軽く食事をとって2本目に備えます 2本目は 表層にタルマワシ類が出たかと思うと カクレウオのベクシリファーやテニュイス幼生などなどがすでに集まってきていて、 小型のヒドロクラゲ類やサルパなども浮遊 ヤジロベエクラゲ そして・・・ 昨夜の超やばいもの 何が出たかと言うと・・・ それは、エスティバンの浮遊貴公子・健太郎君が見つけてくれました~(^^)/ シャコ類の幼生 45㎜くらいはあるかと思います。 私も始めて見るタイプです 甲羅がパラシュートになってるシャコの幼生(勝手にパラシュートシャコ幼生と呼びます) 以前に文献で近い形のものを見た記憶はあるのですが、今回、それらのシャコ幼生の文献までは持ってきていないので、帰ってから調べます。 そして肝心のゲストの皆様の反応は 「すごく面白かった~」 「これははまりますねっ!」と言っていただき それが何よりもうれしかったです。 至らない点も多々あったかと思いますが、 次回BWD開催時もまたご参加お待ちしております! ...

2015 BlackWaterDive Vol.4 久米島 DIVE ESTIVANT

久米島 Black Water Dive®では、AOI JAPAN様よりRGBlueライトを20台お借りして 私物のRGBlue合わせて全部で30台を設置します。 ダブルマウントベースRGB-DMB1を改造して、直接三脚が取り付けられるようにしています。 次期ロットより、改造なしで直接三脚が取り付けられるようになるそうです。 三脚はマンフロット社の Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B Manfrotto ミニ三脚 PIXI ホワイト MTPIXI-WH Manfrotto ミニ三脚 PIXI レッド MTPIXI-RD などを使用しています。 この三脚は、特に海用というわけではないので、 いずれ腐食して使えなくなる可能性もありますが、 アマゾンでも1個2500円程度なので、使い捨てとしてあきらめがつきそうです。 でも、すでに2年ほど使用したものもありますが、今のところ不具合なく使えています。 充電場所もなかなか半端ない規模ですが、外部接点で充電できるのは効率が良いし、 水没のリスクを大幅に減らせます。 充電作業の盲点ですが、 充電器をまとめてつなげるにはすべての口金に充電器が刺せる電源タップも必要です。 RGBlueさんがお勧めしているのは、一つ一つの差し込み口が広い ELECOM 電源タップ 雷ガード ACアダプタすっきり 6個口 3m ブラック T-SLK-2630BK これを私も使っています。 3mは元のコンセントから遠い時のために余裕を見ているのですが それより短い2mや1mのもラインナップとしてあります。 ELECOM 電源タップ 雷ガード ACアダプタすっきり 6個口 2m ブラック T-SLK-2620BK ELECOM 電源タップ 雷ガード ACアダプタすっきり 6個口 1m ブラック T-SLK-2610BK ライトを並べると、海の中はこんな感じの幻想的な空間が広がります。

2015 BlackWaterDive Vol.3-4 沖縄本島

Vol.3 沖縄本島 BWD 3日目(2015年10月12日) 昨夜のVol.3沖縄本島BWD 無事に終了いたしました~。が、かなり濁っていました(^_^;) 今年は一足早い冬型傾向で、海況には苦労いたしましたが、 沖縄本島が無事に終えれてよかったです。 明日から2015 BWD久米島Vol.4が始まります! 延べ50名位の方々に参加していただく予定ですが、 フィリピン近海の熱帯手気圧(台風)で、北風の海況受けなければいいな~ 画像は昨夜のBWDからです。 RAW現像時間が無いので、画像UP少ないですがすみません~ 予備カメラでハウジングもOK、これで久米島の報告もできます。 結局おとといの水没は自分のミスでした~ フグ類の稚魚 どれも種類を特定するのが非常に難しいフグ類の稚魚。画像の個体は膨らんでいるのでわかりづらいのですが、 背鰭も臀鰭あります。 シャコの幼生 35mmほど。比較的体が太いタイプです

2015 BlackWaterDive Vol.3-3 沖縄本島

Vol.3沖縄本島BWD 3日目(2015年10月11日) マクロのほうのカメラ1台ボツリました(- -;) レンズはセーフでした。 5DMark2がご臨終です。 カメラさんほんとうに長い間有難うございました。 一応、戻ったらオーバーホールには出しますが、 通電しないのでかなり重症でしょう。 でも捨てれません。このカメラと旅した数々の思い出が詰まっているので。 たぶん撮影カット数は100万単位になります。 Mark3にいくのを我慢してましたが 近いうちに出るだろうMark4にこれで行きます。 ホテルに戻ったのが朝3時ごろ。 それからハウジングのメンテで朝6時までかかっちゃいました。 まあ、それはさておき・・・ 昨夜の結果報告です。 私事で途中から撮影できていませんが、 いろいろバランスよく出ていました。 私は見ていませんがタチウオの幼魚も現れたみたいです。 ・・・・・ というわけで、今夜からの報告が危ぶまれますが、 でも安心してください、予備カメラがあります(^^;) 今夜が2015Vol.3沖縄本島BWDの最終日になります。 明日からは久米島に移動です。 カサゴ亜目の稚魚 1個体だけでした。大きな胸鰭のおかげで、画像からは背鰭棘条数や腹鰭などが正確に数えられません。他のさまざまな角度からの画像で、D Ⅻ,10 A Ⅱ,7のように見えます。P1 は17以上+ 科までは落ちません。 おそらくイシヨウジの稚魚 昨夜はいっぱい浮遊していました。 トガリモエビ属のメガロパ幼生 ライトの直下に集まってきます。 オキナガレエビ 夜間、浮遊している個体を多く見ます。中には脱皮するものも。 ヒメアンドンクラゲ 集光性があるので、ライトの周辺によく集まってきます。水温27℃ -5m

2015 BlackWaterDive Vol.3-2 沖縄本島

Vol.3沖縄本島BWD 2日目 ボートを予定していたのですが、海況による船長判断で荒天欠航となりました。 ガ~ん、予定が大幅にくるってしまい、準備にてんやわんやです。 予定変更で向かったビーチは凪いでました。 気合入っていたのですが、超がつくような出物は少なく、結果的にはかなりマニアックに・・・・ 写真には無いですが、カクレウオ類のテニュイス幼生やテンジクダイ類の稚魚は少量現れていました。 出物が少ない日は普段目に止まらないようなものにも目が行きます。 例えば、ナメクジウオとか(^^;) スナホリガニ類のメガロパの正面顔 昨夜もメガロパが現れました。ちょうどこの時期が着底時期なのでしょうか?観察 個体数も多いです。1世代前の ゾエアの体に中には、次期の脚がすでに形成されているのが透けて見えている個体が多くみうけられます。 ナメクジウオ類 幼体 10mm、ナメクジウオ類です。 クネクネとかなり早い泳ぎで、 海底に向かって一直線。 数カット撮っているうちに見失いました。 浮遊していること、サイズからはまだ幼生のように思いま すが、生殖腺は少しですがすでに現れていました。 カライワシ目のレプトケパルス 50mmほど。ウナギ目のレプトケパルスと違って、尾鰭が深く二又しています。画像が鮮明ではないので、判断が難しいところですが、日本産稚魚図鑑第2版によれば(P3-7)  臀鰭の始部が背鰭中央下あたりからはじまっているようなので、カライワシ目と思われます。(臀鰭が背鰭下より後方から始まっている場合はソトイワシ目になります) オオマルモンダコの幼体 このオオマルモンダコの幼体もまあまあよく見かけます。 ソフトコーラルが産卵中 エントリー直後にソフトコーラルの産卵があり、その後大放精があって後半は全体的に白濁しました。 今夜はどうなるか・・・