This is official site of Black Water Dive® produced by photographer Ryo Minemizu. Black Water Dive® is a kind of night diving. We are setting up underwater lights of high-color rendering on the sea bottom of night that while considering tides, times, places. The creature which appears is mainly juveniles and larvae. All is fascinating, and it's not to be seen at daytime or regular night diving. It will be your first experience. This site will introduce the state of the event and the creatures seen and also future of BWD schedules. *"BWD"stands for Black Water Dive®.*Black Water Dive® is a registered trademark of Ryo Minemizu.
ラベル 峯水亮 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2017年5月25日木曜日

今秋開催決定!龍馬Ⅰミッドナイトダイブ feat. ブラックウォーターダイブ® 

ミクロネシアの聖地 パラオ共和国で最高のクルーズボート龍馬Ⅰを運営するDay Dreamからミッドナイトダイブ(MND)&峯水亮がプロデュースするブラックウォーターダイブ®(BWD)の合同企画のお知らせです。

龍馬Ⅰミッドナイトダイブウィーク2017 feat. 峯水亮
ブラックウォーターダイブ®

下記の日程でクルーズトリップを開催します。
期間:2017年10月14日(土)~21日(土)

クルーズ日程:(日本発着日を掲載しています)

  • 10月14日(土)~21日(土)現地7泊8日22ダイブ付プラン(一週間通し参加)
  • 10月14日(土)~17日(火)現地3泊4日8ダイブ付プラン
  • 10月17日(火)~21日(土)現地4泊5日12ダイブ付プラン
基本スタイルは:午後1本・夜3本

Copyright© Ryo Minemizu

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特別なプランクトンに遭遇できるチャンス。皆さんご参加ください!!

Copyright© Ryo Minemizu


Day Dreamクルーズ 龍馬Ⅰで行うミッドナイトダイブがベストな訳

  • コロール市街からだと遠すぎて開催が難しい外洋のドロップオフでのダイビング。しかし、ロックアイランドに停泊している龍馬Ⅰからのアクセスすれば、ポイントまであっという間
  • 龍馬Ⅰのキャビンはホテルのように広く清潔で、いつでも快適にお過ごしいただけます
  • 食事は旅行の重要な要素の1つです。 日本人シェフによるビュッフェスタイルでデザートも含まれています。初めてのパラオでも安心です
  • 与えられたタンクをどの時間帯で消化するかはあなた次第という自由さ。夜の海を思う存分に潜り倒してください。日中も午後からダイビング可能です(希望者にて)
  • 24時間同じ船の中で一緒に過ごしているから、わからない生き物も、カメラのこともクルーズ中いつでも聞ける
  • この分野に精通したスペシャルなスタッフ&ゲストに峯水も参加する特別なクルーズ。この際だからなんでも聞いてください!!
  • 峯水参加のスペシャルクルーズならではのスペシャルポイントでMND開催予定
  • タンクはナイトロックス(無料)も使えます。(現地でEANxライセンス取得も可能)
  • ポイントまでの移動が少ないので、ダイビングから戻ってきたらすぐに温かいシャワーを龍馬で浴びることが出来ます。
Copyright© Ryo Minemizu

Copyright© Ryo Minemizu

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このミッドナイトダイブウィークには
5回日経ナショナルジオグラフィック写真賞でグランプリを受賞した、写真家峯水亮氏が乗船し、氏の開催するBlack Water Dive®と合同で開催されます。未知なる出会いを求めて、普段はあまり開催してこなかった場所へも行けるチャンスあり!?また、クルーズ中に氏によるスライド&トークショーの他、秋野大×峯水亮によるスペシャルトークセッションを開催します。期間中は、いつでも何でも聞けるチャンスあり!
(見た生物の事、カメラの事でも何でもOKです)

クルーズの料金・概要
参加お申し込み・お問い合わせはDayDreamCruiseまで

協力: 高演色性ライトRGBlueでお馴染みのAOI JAPAN社


2015年9月3日木曜日

企画から18年の集大成 日本クラゲ大図鑑 発売決定


18年にわたって撮影を続けてまいりました浮遊生物。その第1弾の集大成といたしまして、このたび『日本クラゲ大図鑑』の刊行が決まりましたので、この場をお借りしてご案内させていただきます。



アマゾンでもすでに予約可能となっております。

日本クラゲ大図鑑 

峯水亮・久保田信・平野弥生・ドゥーグル・リンズィー
A4変型判、360p(カラー248p
刊行予定日:2015927
本体価格:6,800円(税別)

発行所:平凡社


  鉢虫綱のページサンプルです

  ヒドロ虫綱のページサンプルです


  有櫛動物門無触手綱のページサンプルです

  軟体動物門節足綱のページサンプルです


 世間でのクラゲのイメージは、海水浴場での邪魔者、大量発生の被害など、ネガティブなものが先行していました。しかし、一方で、水族館の水槽の前でクラゲを眺める人も多く、クラゲにはなぜか人を引き寄せる魅力があることがわかります。それはクラゲ独特のリズムや、自由で優雅に見えるその姿や泳ぎ方にあるのかもしれません。私はこの生き物をもっとたくさんの方に知ってもらいたいと思い、本としてまとめようと思いました。

 私が撮影をスタートしたのは1997年の事です。しかし、たくさんのクラゲに出会うのは簡単ではありませんでした。収録種数の目標を立て、いざ撮影に向かっても、クラゲは多くの魚のようにいつもそこにいるわけではありません。また、海に入ったからといって、いつ出会えるかもわかりません。ひたすら海に入る回数を増やし、出会う確率を上げる方法しかありませんでした。
 
 また、○○クラゲを撮ろうと思って、その生息情報を誰かに尋ねようにも、○○クラゲとは何かというところからはじまるのが普通でした。最初は情報収集でさえ順調ではありませんでした。
 しかし、国内の水族館に所属するクラゲ好きの飼育員の方々からの情報も得ることで、撮影は徐々に進みはじめました。情報提供してくださった方々、国内外の取材で協力してくださった多くの方々に感謝しております。

 季節を問わず、日本国中の沿岸を旅し、ときには雪をかき分けて海に入ったり、車で寝泊まりしながら丸一日プランクトンネットを引いたり、試行錯誤の連続でした。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国の海岸線を旅しながら、撮影を続けてまいりました。


 本書には日本のクラゲだけでなく、海外のクラゲもトピックスで紹介しています。アメリカ西海岸のモントレー湾では3か月間アパートを借りながら、毎日海に潜って撮影に挑みました。また、東南アジアではフィリピン・タイ・インドネシア・パプアニューギニア・マレーシア・オーストラリアなどの海に何度も通いながら撮影を行いました。


写真はご覧のとおり一枚一枚レイアウトを組んでおり、クラゲのいろいろな写真を見ていただけますし、ページをめくりながら写真を眺めるだけでもお楽しみいただけると思います。

本書はこの時代に発売される書籍としては珍しく、A4変形サイズの豪華な上装本となっております。全360p(カラー248p 本全体では、クラゲを中心とした約400種の浮遊生物が掲載されています。


巻末には、日本を代表するクラゲの研究者である先生方によって、最新の分類体系に基づいた詳細な解説がありますので、本格的にクラゲを調べたい時、図書館資料としての価値も十分にございます。下記は主に執筆をしてくださった先生方です。

久保田信 (京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所准教授)
平野弥生 (千葉県立中央博物館分館・海の博物館共同研究員)
ドゥーグル・リンズィー (海洋研究開発機構 主任技術研究員)


また、部分的な種の解説他、収録されている多くのコラムは下記の方々にもご担当いただいております。(敬称略:50音順)

池口新一郎 (のとじま臨海公園水族館)
石浜佐栄子 (神奈川県立生命の星・地球博物館)
奥泉和也 (鶴岡市立加茂水族館)
奥谷喬司 (東京水産大学名誉教授)
武田正倫 (国立科学博物館名誉研究員)
永井宏史 (東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科)
西川 淳 (東海大学海洋学部海洋生物学科)
平野義明 (理学博士)
藤倉克則 (国立研究開発法人海洋研究開発機構)
堀田拓史 (東海大学海洋学部海洋生物学科)
水谷精一 (環境水族館アクアマリンふくしま)

本書のColumn & Topics

水槽からの新発見
海藻の森にすむクラゲ
ミズクラゲの生活史
モントレー湾水族館研究所の深海生物研究
深海研究
エチゼンクラゲ大発生
クラゲを食べる生き物
クラゲと褐虫藻
クラゲの楽園──ジェリーフィッシュレイク
クラゲの毒
クラゲ注意報
困難な幼クラゲの同定
不老不死のベニクラゲ
さまざまなヒドロ虫
スギウラヤクチクラゲの分裂増殖
ポリプから得られたクラゲ
盗刺胞をするクラゲ
サルパの形態
ゼラチン質の「家」に住むオタマボヤ類
巻貝浮遊幼生の遠距離旅行
パララーバ──浮遊するイカ・タコ
紛らわしい名前──クラゲダコ・クラゲイカ
クラゲとともに見られる生き物
プランクトンの世界
クラゲの食べもの
クラゲの発光
世界のクラゲ・ギャラリー
世界一のクラゲ水族館
クラゲを使ったハギ漁
有明海のクラゲ漁
クラゲと食文化
海外のクラゲ食文化

是非一人でも多くの方々に、この本を手に取ってみていただけることを切に願っております。是非、お手元にこの1冊をよろしくお願いいたします。