This is official site of Black Water Dive® produced by photographer Ryo Minemizu. Black Water Dive® is a kind of night diving. We are setting up underwater lights of high-color rendering on the sea bottom of night that while considering tides, times, places. The creature which appears is mainly juveniles and larvae. All is fascinating, and it's not to be seen at daytime or regular night diving. It will be your first experience. This site will introduce the state of the event and the creatures seen and also future of BWD schedules. *"BWD"stands for Black Water Dive®.*Black Water Dive® is a registered trademark of Ryo Minemizu.

2015年10月11日日曜日

2015 BlackWaterDive Vol.3-2 沖縄本島

Vol.3沖縄本島BWD 2日目
ボートを予定していたのですが、海況による船長判断で荒天欠航となりました。
ガ~ん、予定が大幅にくるってしまい、準備にてんやわんやです。
予定変更で向かったビーチは凪いでました。

気合入っていたのですが、超がつくような出物は少なく、結果的にはかなりマニアックに・・・・
写真には無いですが、カクレウオ類のテニュイス幼生やテンジクダイ類の稚魚は少量現れていました。
出物が少ない日は普段目に止まらないようなものにも目が行きます。
例えば、ナメクジウオとか(^^;)

スナホリガニ類のメガロパの正面顔
昨夜もメガロパが現れました。ちょうどこの時期が着底時期なのでしょうか?観察個体数も多いです。1世代前のゾエアの体に中には、次期の脚がすでに形成されているのが透けて見えている個体が多くみうけられます。
ナメクジウオ類 幼体
10mm、ナメクジウオ類です。クネクネとかなり早い泳ぎで、海底に向かって一直線。数カット撮っているうちに見失いました。浮遊していること、サイズからはまだ幼生のように思いますが、生殖腺は少しですがすでに現れていました。

カライワシ目のレプトケパルス
50mmほど。ウナギ目のレプトケパルスと違って、尾鰭が深く二又しています。画像が鮮明ではないので、判断が難しいところですが、日本産稚魚図鑑第2版によれば(P3-7) 臀鰭の始部が背鰭中央下あたりからはじまっているようなので、カライワシ目と思われます。(臀鰭が背鰭下より後方から始まっている場合はソトイワシ目になります)

オオマルモンダコの幼体
このオオマルモンダコの幼体もまあまあよく見かけます。

ソフトコーラルが産卵中
エントリー直後にソフトコーラルの産卵があり、その後大放精があって後半は全体的に白濁しました。
今夜はどうなるか・・・


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